阪神・淡路大震災から30年を迎えようとしています。その間、各地での大地震やそれに伴う原発事故もあり、豪雨災害や土砂崩れなど災害は日常化し、巨大地震への注意勧告も声高に呼びかけられています。
わたしたちの日常は社会的インフラやサービスによって保たれていますが、ひとたび災害に見舞われるとこの日常はいとも簡単に断絶し、わたしたちは生身の存在として地球に放り出されます。
ここで重要になることが自然の摂理への理解度です。その自然のチカラを活用すればわたしたちは被災時でも比較的安定してすごすことができるからです。
自然科学に基礎をおいた持続可能性の学問として実績のあるパーマカルチャーの視点も含めながら防災の本質を高めていきます。
現代における防災意識の出発点である阪神・淡路大震災からの復興を記念する公園である「みなとのもり公園」から発信する、自然の摂理と知恵を生かした地に足のついた防災ワークショップです。
内容:パーマカルチャーとその核をなす永続性のシステムデザインを学び、災害時に必要性を増すものとしての、水/堆肥化(生ゴミや排泄物処理)/火をテーマに、講義で全体像をつかみ、実習でそれぞれを取り扱う際のポイントを体験していきます。昼食は皆で炊き出し型とし、炊き出しができる人材育成の意味も含めています。防災は日常からの延長でなければイザという時役に立たないことが多いので、災害時にのみ活用できるテクニックではなく、日常的にそれを活かせる内容と合わせて行います。
テーマ:
「防災とパーマカルチャーの全体像」
「パーマカルチャー デザインの要点」
「水」
「火」
「堆肥化」
「自宅と公園を防災化するデザイン」
日時:
1) 2024年10月6日 (日)
2) 2024年 11月10日 (日)
3) 2024年 12月8日 (日)
4) 2025年1月26日 (日)
5) 2025年 2月9日 (日)
6) 2025年 3月2日 (日)
いずれもAM9:30~PM4:30予定
会場:神戸震災復興記念公園
「みなとのもり公園(兵庫県神戸市中央区小野浜町2)」
参加形態:全回通し参加型
参加費:45,000円/全6回(昼食付き)
定員:12名(最小催行人数8名)
主催:みなとのもり公園運営会議 防災部会
協力:NPO法人北神戸田園ボランティアネット
協力:パーマカルチャー関西
※お申し込み、お問い合わせ先は
NPOパーマカルチャー関西 Eメール:percul_kansai@yahoo.co.jp
NPOパーマカルチャー関西
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